《宝石の写真図鑑》続き
ダイヤモンドは地球上で一番硬い鉱物で、
たぐいまれなる光沢と鮮やかなファイアによってすべての宝石の中で最も価格の高いものとなっている。
純粋な無色のダイヤモンドが一般的だが、はかにも不純物の種類によって
さまざまなバリエーション――黄色、褐色から緑、青、ピンク、赤、灰色、黒色が見られる。
ダイヤモンドは、構成物である炭素原子の配列が均一なので、結晶はよい形をとり、
普通丸みを帯びた稜と、若干凸状の面で囲まれた八面体である。
劈開が一方向において完全なので、カッティングをする初期段階の作業は容易だが、
研磨するには他の物では無理なので研磨用に別のダイヤモンドを使用する。
産状:ダイヤモンドは高温で高圧下の、地下80kmよりも深部でできる。
インドと後年ブラジルが主要産地であった頃は、二次鉱床の川の砂利の中から採取されていた。
しかし、1870年頃、南アフリカでキンバライト中からダイヤモンドが発見されてからは、
厖大な量の岩石を処理して回収するようになった。
現在ではオーストラリアが主要な産出国となっており、
はかにはガーナ、シェラレオネ、ザイール、ボツワナ、ナミビア、旧ソ連邦、アメリカ合衆国、ブラジルなどで産する。
※以上の内容は 宝石の写真図鑑 という本から引用
著者:キャリー・ホール
ダイヤモンド指輪
商品詳細:Pt900 ダイヤモンド1.544ct F/VS2/VG
取り巻きダイヤモンド1.63ct 7.6g
KINEYA伊勢佐木町店 鄭