みなさまこんにちは!ジュエリーキネヤ伊勢佐木町店です!
いきなりですが、皆様がお持ちのジュエリーの宝石はどのように留まっていますか?
石の留め方、セッティングの種類は色々あります。宝石を留める役割だけでなく、ジュエリーの個性を決め、宝石の美しさを最大限に引き出す重要な要素なのです。
今日は宝石の留め方についてお話したいと思います。
セッティング(留め方)の定義
セッティングとは、リングやアームに宝石を留めることで、日本では「石留め」と呼びます。セッティングはリングづくりの中でも、職人の腕の見せどころ。付け心地や強度、耐久性に関わる非常に重要な工程です。同じ宝石を使っていても、セッティング1つでデザインがガラリと変わります。
留め方の種類
1 爪留め
宝石を囲む小さな棒状の地金を倒して宝石を留めるやり方
宝石を留めるには最低3本。基本は4本~6本必要
爪留めにはかなりの種類があります。爪の先端が尖っていると”けん爪”。平らになっていると”平爪”。その他にも割り爪、鬼爪、鷲爪、ふくろ爪など・・・爪の先端を丸くしたり、尖らせたり、V字にしたりと色々あり、名前もそれぞれあります。
2 覆輪留め(ふくりんとめ)
地金で宝石を取り囲んだ留め方
爪留めに比べ引っ掛かりがなくシンプルな作り。宝石にかかる地金部分を減らし、宝石を大きく見せる事もできます。スタイリッシュ
3 彫り留め
地金に宝石サイズの穴を掘り、小さな爪を作って留める
宝石を敷き詰めるように留めるのでとても綺麗で華やかな印象になります。
4 はさみ留め
地金に溝を切り、宝石の縁の部分を挟み込んで留める
はさみ留めは爪がなく、高さが爪有のものと比べて低いので、ぶつけたり、洋服にひっかけたりする心配はありません。シンプルですが上品な留め方だと思います。
以上一般的な石の留め方をご紹介しました。
宝石は留め方によってずいぶんとイメージが変わります。まだまだご紹介しきれていない留め方もたくさんあります。
呼び方もお店や、スタッフによって違ったりと、、、意外と奥が深いです。
ジュエリーキネヤでは多くのジュエリーを揃えてあります。
是非お越しくださいませ。
*shibata*